2026.02.27
【やってみたよシリーズ】クリアインク、本当に“コート材”になるのか?
クリアインク、本当に“コート材”になるのか?
【リソ × クリアインク 実験】
リソグラフにもシルクスクリーンにもある「クリアインク」。
これ、印刷物の色落ち対策に使えるのでは?と思い、検証してみました。
■ 今回試したこと
① リソ印刷後
リソのクリアインクを全面ベタ
② リソ印刷後
リソのクリアインク+ツヤプリ加工

⇑⇑ツヤプリパウダーを振りかけた状態
③ リソ印刷後
シルクスクリーンでクリアインク印刷

何もしていない印刷物と比較して、見た目・質感・色落ちをチェック。
■ 紙種(あえて難しそうな紙を選定)
・シープスキン
・しらおい上質紙
・ゆるチップすな
・TANT N-58

※インクが定着しにくい紙を含めて検証
インクは、ネオンピンク+ブラック(80%ベタ)
■ 結果
① リソのクリアのみ
→ ほぼコート効果なし
→ 少ししっとり、少しツヤ

② クリア+ツヤプリ◎
→ 色落ちなし
→ しっかり保護できる
→ ただし工程が増える
→ ツヤプリ特有の質感が出る

③ シルクのクリア◯
→ 色落ちほぼなし(強くこすると取れることもあるかも)
→ 見た目の変化は少ない
→ 少し色が濃く見える
→ 表面はややザラッと

■ 総 評
色落ち対策として有効なのは
✔ ツヤプリ加工
✔ シルクのクリアインク

ただし工程とコストが上がります。
ただ、
●冊子の表紙
● 名刺
●触れる前提の印刷物
には十分検討の価値があると思います。
さらに…
本来リソでは不向きなトレーシングペーパーやツルっとした紙にも応用できるのではないでしょうか。
制作の参考にどうぞ!!
