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【やってみたよシリーズ】クリアインク、本当に“コート材”になるのか?

クリアインク、本当に“コート材”になるのか?

【リソ × クリアインク 実験】

リソグラフにもシルクスクリーンにもある「クリアインク」

これ、印刷物の色落ち対策に使えるのでは?と思い、検証してみました。


■ 今回試したこと

① リソ印刷後

 リソのクリアインクを全面ベタ

② リソ印刷後

 リソのクリアインク+ツヤプリ加工

⇑⇑ツヤプリパウダーを振りかけた状態

③ リソ印刷後

 シルクスクリーンでクリアインク印刷

何もしていない印刷物と比較して、見た目・質感・色落ちをチェック。


■ 紙種(あえて難しそうな紙を選定)

・シープスキン

・しらおい上質紙

・ゆるチップすな

・TANT N-58

※インクが定着しにくい紙を含めて検証

インクは、ネオンピンク+ブラック(80%ベタ)


■ 結果

① リソのクリアのみ

→ ほぼコート効果なし

→ 少ししっとり、少しツヤ

② クリア+ツヤプリ

→ 色落ちなし

→ しっかり保護できる

→ ただし工程が増える

→ ツヤプリ特有の質感が出る

③ シルクのクリア

→ 色落ちほぼなし(強くこすると取れることもあるかも)

→ 見た目の変化は少ない

→ 少し色が濃く見える

→ 表面はややザラッと


■ 総 評

色落ち対策として有効なのは

✔ ツヤプリ加工

✔ シルクのクリアインク

ただし工程とコストが上がります。

ただ、

●冊子の表紙

● 名刺

●触れる前提の印刷物

には十分検討の価値があると思います。

さらに…

本来リソでは不向きなトレーシングペーパーやツルっとした紙にも応用できるのではないでしょうか。

制作の参考にどうぞ!!